深夜にものをたたいて騒音を立てる隣人。
近隣トラブルの様子を防犯カメラが捉えていました。
「イット!」は迷惑行為を繰り返す住民に直撃しました。

今回「イット!」が取材したのは、千葉・松戸市の近隣トラブルです。

懐から取り出したおもちゃのピストルを何度も発砲。
さらに、他人の家に物を投げつける近隣住民。

警察から注意を受けると…。

迷惑住人:
みんな一緒に普通のことやりましょー!

警察官:
静かにして…周りの人…。

隣人による被害を訴えたのは松戸市に住む男性です。

近隣住民:
去年9月ごろから、それからほぼ毎日。深夜の騒音とか、音がすると起きて寝られない。中国人の女性。

迷惑行為を繰り返すのは中国人だという女性で、2人の子供と一軒家に住んでいるといいます。

男性が設置した防犯カメラには、異常な行為の数々が記録されていました。

一番被害を訴えるのは様々な騒音です。

28日の午後10時過ぎには、プロパンガスをたたいたあと歌い出す女性。
何がおかしいのか笑みを浮かべています。

アラームを鳴らし続け、自宅なのになぜかピンポン。
また、子供を自転車から降ろしたあとには、なぜか自転車のベルを鳴らします。それは、昼夜を問わず…。

近隣住民:
毎日買い物行くたびに自転車でベルを鳴らして、周りを走り回る。迷惑被ってます。

そして、おもちゃのピストルを発砲することも。別の日には…。

近隣住民:
1番ひどいのが、隣の人とか向かいの人に石を投げつける。

近隣住民は警察や行政に相談しましたが、今もなお、改善していません。

2日午後8時半過ぎには、2分ほど目覚まし時計のアラーム音が鳴り響き、午後9時半過ぎには「イット!」取材班の目の前でものをたたく音が夜の住宅街に響いていました。

さらに、警察も見回りに来て、住人に注意する様子がありました。

すると住人は、たどたどしい日本語でこう反論。

住人:
警察は“別の人の騒音は普通のこと”(と言う)。これは差別だ。

警察官:
違う。それは違う。

住人:
もし警察は…。

警察官:
静かにしてもらっていい?静かにしろって言ってんだ。

住人:
私はいつもこのような音。生まれてからいつも大きな音。

警察官:
じゃあダメ!直しなよ。

住人:
自分の部屋でいつもこのような音。これは普通のことだと思います。

警察官:
普通じゃないんだよ。

警察が帰った直後、家から出てきた住人を「イット!」は中国語で直撃。

カメラを回さないことを条件に住人は取材に応じ、「周りから自転車を汚されるなどの嫌がらせを受けている」「一連の行為はやり返しだ」と主張しました。

これに対し、近隣住民は…。

近隣住民:
自転車のカゴにゴミが落ちていたと。枯れ葉だが、彼女にとってはゴミではなく誰かが投げ入れたと、そういう思い込みですね。騒音とか近所に対する迷惑は絶対にやめてほしい。

警察は現在、関係機関と連携して、今後の対応を検討しているとしています。