太平洋戦争末期の日本海軍の戦闘機「紫電改」の部隊を描いた漫画の原画展が、愛媛県愛南町の紫電改展示館などで7月19日から開かれます。(画像:愛媛県提供)

この漫画は、愛南町観光親善大使を務める漫画家・須本壮一さんが描いた「紫電改343」。太平洋戦争末期に松山海軍航空基地へ集中的に配備されるなどした戦闘機「紫電改」の「第343海軍航空隊」のパイロットや戦いなどが描かれています。青年漫画誌「イブニング」に連載され休刊になったあとも、須本さんはクラウドファンディングで資金を集め、自らのサイトで連載を続けています。

須本さんは中村知事と県庁で2日に面会し、原画展を開催するを報告しました。

原画展は戦後80年の特別企画として、日本で唯一現存する紫電改を展示する「紫電改展示館」と愛南町御荘文化センターで、7月19日から9月23日まで開催。期間中は、漫画の制作体験や同人誌のコミックマーケットなども行われます。

須本さんは「戦後80年経って世界では戦争が相次いで起こっているのに、日本は他人事のよう。少しでも戦争とはどういったものか感じて欲しい」としています。

「紫電改展示館」の建物はリニューアルのため、来年度に取り壊されます。

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