醤油だけでも150種…ちょっといいモノが揃う「北野エース」

コロナの影響で外食を控える今、“他では見かけないちょっといいモノが揃う「北野エース」が注目を集めている。

2020年の売れ筋を調査した。

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全国に96店舗、愛知県内には5店舗ある、食のセレクトショップ「北野エース」。

女性客A:
変わった商品が多い。楽しい

女性客B:
普通のスーパーでは手に入らないような、ちょっと変わった食材とか。見ているだけで楽しくて、これ珍しいと思ったら買っちゃうみたいな

各地から取り寄せたモノに、プライベートブランドまで、他にはないモノが豊富なのが魅力。例えば醤油だけでも約150種類も揃う。

どんなモノがあるのか、見ているだけでも楽しめる。

「北野エース」では、巣ごもり需要で今“ちょっといいレトルト食品”や”手軽に食べられるモノ”が売れている。

今回は、中でも人気の高い「ごはんのおとも」「ドレッシング」「レトルトカレー」を調査。

かけすぎ注意…そのぷちぷち感がたまらない「ごはんのおとも」

まずは、愛知県内の店舗ではダントツの人気を誇る「ごはんのおとも」から。

売れ筋3位:「食べるラー油と柿の種」(756円)

その名の通り、柿の種がたっぷり入った食べるラー油。ザクザクとした独特の食感に加え、辛さとガーリックの風味が食欲をそそる。

売れ筋2位:「焼き塩さば」(499円)

鯖をオホーツクの海水で作った塩と昆布に漬けて焼いた。濃いめの味付けとしっかりとした身で、食べ応えがある。

おすすめの食べ方はお茶漬け。刻んだ大葉をのせるだけで見た目も豪華に。自宅でちょっとした料亭気分に浸れる。

売れ筋1位:「ぷちぷち鮭ほぐし」(599円)

国産の鮭にカラフトシシャモの卵を合わせた。

上小田井店の店長が「ついつい食べ過ぎてしまうので、かけすぎ注意で」と話すこの商品。

スタッフの評価も高く、お昼にかけて食べている人も多いとのこと。

新鮮なサラダでプチ贅沢を…本格派「ドレッシング」

続いては、「ドレッシング」。全国から集められたドレッシングの数は、なんと約170種類。

売れ筋3位:「ジャポネシーザードレッシング」(598円)

本場パリにも店を構えるフレンチシェフの黒岩功さんが手がけた。濃厚なチーズに香ばしい醤油、そこにかつおだしのうま味を加えた新感覚の味。

サラダだけでなく肉や魚、揚げ物にもマッチする。

売れ筋2位:「花様ドレッシング」(431円)

大阪に8店舗を構える自然派レストランが、1万人以上の客のリクエストに応えて商品化した。ほんのり感じるかつおの風味と絶妙な塩加減で、野菜本来の味を引き立てる。

売れ筋1位:「大人のためのにんじんドレッシング」(540円)

店長:
不動の第1位です。ニンジンもちょっとクセがあるかな、と思うんですけども、全然クセがなくて。子どもからのリクエスト、と買われるお客様も多いですね

クセはないものの、ニンジンの甘みは前面に。醤油や白だしのうま味が加わって、大人から子供までみんなが大好きな味に仕上がっている。

これ本当にレトルト!?驚きの「レトルトカレー」

最後は、北野エースの代名詞「レトルトカレー」。

パッケージをまるで本のように並べることから、“カレーなる本棚”と呼ばれている。北海道から沖縄まで、全国のご当地カレーが約300種類という充実ぶりだ。

また2019年、「カレーなるレトルトカレー大賞」と称して全国のスタッフで人気投票を実施し、3部門の大賞を選出。各部門の1位はどれもレトルトとは思えないモノばかりだ。

“お肉部門”第1位:「飛騨牛ビーフカレー」(980円)

岐阜県大垣市にある精肉会社・吉田ハムが手掛ける、飛騨牛がゴロっと入った贅沢なカレー。表面を焼いてから煮込むことで、噛んだ時にうま味があふれ出る。

“ご当地部門”第1位:「かきカレー」(540円)

かきは広島産でプルップル。ルーにもうま味が溶けこんでいて、かきマニアも唸るほどのおいしさだ。

“名店部門” 第1位:「牛テールカレーゴロット」(1782円)

男性のこぶし大はある大きな牛テールがゴロっと入り、見た目からして豪華なカレー。しかも牛テールはしっかり煮込まれていて、スプーンで簡単にほぐれるほど柔らか。

最後は番外編。

”インスタントラーメン部門”第1位:「ラッポッキ」(734円)

70種類の中から1位を獲得した「ラッポギ」は、ラーメンとトッポギが一緒になった韓国の屋台グルメ。甘味もあるが、むせるほど辛くて、クセになる味だ。

外食を控えることが多い今、たまには「北野エース」の“ちょっといいモノ”でプチ贅沢はいかが?

(東海テレビ)

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