プラスチックなどの「海洋ごみ」の問題に目を向けようと、長野市で31日、ジョギングをしながら街のごみ拾いをする「プロギング」のイベントが開かれました。
気勢を上げて長野市のセントラルスクゥエアを出発した参加者たち。
「プロギング」とはスウェーデン語の「拾う」と英語のジョギングを併せた言葉で、走りながらゴミ拾いをすることを指します。
海洋ごみの問題に取り組む「海と日本プロジェクト」の活動の一環で、長野市では3回目の開催です。
31日は梅雨を思わせる曇天ながら心配された雨は降らず、荻原健司・長野市長を始めとする30人余りが、県庁周辺などの3キロと5キロのコースをそれぞれのペースで走りました。
参加した小学生:
「まわりには無いように見えるけど良く見るとちっちゃいゴミが一杯あって、そういうのが無くなるようにしたいです」
「海と日本プロジェクト」では、こうした活動を通じて、海を汚染するプラスチックごみの問題について上流の長野からも考えて欲しいということです。