6月1日、北アルプス槍ヶ岳の東鎌尾根(標高約2650m)で韓国籍の30歳の女性が滑落し、救助に向かった40歳の男性とともに県警ヘリで救助されました。女性は軽傷、男性はけがはないということです。
救助されたのは、韓国籍の会社員の女性(30)と、同じく韓国籍の会社員の男性(40)です。
警察によりますと1日午前10時前、韓国領事館から「下山中に動けなくなった人がいる」と通報がありました。
警察によりますと、女性が槍ヶ岳から下山中に東鎌尾根付近で滑落し、別のパーティーで単独で入山していた男性が救助に向かいましたが、2人とも身動きがとれなくなったということです。
通報を受けて出動した県警ヘリが午後1時過ぎに2人を救助し、松本市内の病院に搬送しました。
女性は左足の太ももを打撲するなどの軽傷で、男性はけがはないということです。