30日、秋篠宮ご夫妻の長女・小室眞子さんが、アメリカで第1子を出産していたことを宮内庁が明らかにしました。
眞子さんは2021年10月に、大学時代の同級生・小室圭さんと結婚して皇室を離れ、アメリカのニューヨーク近郊で生活しています。
秋篠宮ご一家の側近トップである吉田尚正皇嗣職大夫は、30日の定例会見で、眞子さんが第1子を出産したことを公表。
理由について吉田大夫は、「皇室を離れた方の事柄であり、静かにお過ごしいただきたいと思っていたが、一部メディアで報道されたためお知らせした」と説明しました。
さらに、「詳しいことは承知していない」として、出産の時期や性別などは公表せず、「ご一家は喜び、ご家族の幸せな日々を願われている」と述べています。
秋篠宮ご夫妻にとっては初孫、上皇ご夫妻にとっては初のひ孫の誕生で、妹の佳子さまは叔母、弟の悠仁さまは叔父になられたことになります。
2017年9月に婚約内定会見を行った眞子さん。
この時、理想の家庭像について「新たに家庭を築くことはなかなか想像の範囲に収まることではないと思いますが、小室さんと共に温かく居心地が良く、笑顔あふれる家庭をつくることができればうれしく思います」と話していました。
その後、圭さんの家族の金銭トラブルが報じられたことから、結婚は延期。
結納にあたる儀式や結婚式を行わず、婚姻届を提出しました。
眞子さんは、皇籍を離脱する際に支給される一時金も辞退し、2021年11月に渡米。
翌年、夫・圭さんは3度目の挑戦で、ニューヨーク州の弁護士試験に合格しました。
秋篠宮ご夫妻が初孫に会われる予定はあるのでしょうか。
社会部宮内庁キャップ・宮崎千歳記者：
結婚に至る過程が非常に異例のもので、秋篠宮さまは“類例を見ない結婚”という表現をされていました。こうした経緯から考えると、初孫でお会いになりたいというお気持ちもある一方で、なかなかすぐお会いになるということにも難しい部分もあるのかなと考えられます。
