5月30日は、語呂合わせで「ゴミゼロの日」。
活動開始から50周年を迎えました。

愛知・豊橋市は「ゴミゼロ運動」発祥の地。
30日朝は、豊橋市の職員が参加して清掃活動が行われました。

今から50年前の1975年。
豊橋山岳会の夏目久男会長が「自分のゴミは自分で持ち帰りましょう」と呼び掛けて始まった「ゴミゼロ運動」は、全国に広がりました。

豊橋市の「高師東こども園」では、「ゴミの仕分け」を学ぶ授業が行われました。
市の職員が保育園などを訪問し、環境意識の大切さを伝える取り組みが毎年行われています。

そして、こんなヒーローも…その名も「環境戦隊ゲコレンジャー」。
高師東こども園では、「ごみのポイ捨て禁止」などを伝える上映会も行われています。

10年前に誕生した「ゲコレンジャー」。
名前の「ゲコ」は、「ゴミは持ち帰る(かえる)」と生き物のカエルをかけたことが由来だそうです。

子供たちは、「(Q.学んだことは?)ゴミをちゃんと捨てること!」「ママが間違えてたら教えてあげる」などと話しました。

活動開始から50年。
なぜ地域に根付いているのか、530運動環境協議会・事務局長補佐の五藤尚美さんに伺うと、「環境問題っていうと難しく考えてしまうことがあると思うが、『ごみを拾う』という取り組みやすい活動が、市民皆さんに浸透している表れだと思います」と語りました。

自分たちでできるやり方でごみを減らす行動を続けることが大事だということです。

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。