5月29日の山陰地方は日差しもありましたが、だんだん雲が広がってきました。比較的過ごしやすい陽気でしたが、31日にかけては雨が降り肌寒くなりそうです。
まずは気象レーダーです。29日午後から山陰地方の山沿いを中心に、湧くように雨雲が発生しました。
これは湿った空気の流れ込みによるものです。
29日午後の鳥取情報カメラの映像では、鳥取市の東側、兵庫との県境付近の山沿いに発達した雨雲が発生していました。
このほか、鳥取県西部の大山付近や島根県東部の山沿いでも、局地的に雨が降りました。30日から31日にかけても雨が降りやすいでしょう。
その天気をもたらすのが、四国の南に進んでくる低気圧です。
30日は関東に大雨を降らせる恐れがありますが、山陰地方はこの低気圧に向かって流れ込む風の影響を受けて、まとまった雨となりそうです。
また、風が北寄りのため気温が上がりにくく、肌寒くなるでしょう。
梅雨のような天気になりますが、来週の後半は天気が持ち直す予想で、梅雨入りはもう少し先かもしれません。