激闘のシーズンを終えた島根スサノオマジック、オフは田んぼで悪戦苦闘です。期待のルーキーコンビ、横地聖真選手と介川アンソニー翔選手が、島根県雲南市で田植えに挑戦しました。育てたお米は来シーズン試合会場で提供する予定で、島根のお米のPRにも一役買います。

島根スサノオマジック・横地聖真選手:
これで一歩出して。

島根スサノオマジック・介川アンソニー翔選手:
(カメラ目線で)合ってる?

島根スサノオマジック・横地聖真選手:
見てアンソニー、おたまじゃくし。

島根スサノオマジック・介川アンソニー翔選手:
え、すご。

慣れない手つきで稲を植えるのは、島根スサノオマジックの横地聖真選手と介川アンソニー翔選手。雲南市吉田町で青空のもと、田植えに挑戦しました。

島根スサノオマジック・横地聖真選手:
長い、まだ半分も行ってないのか。

プロとして初めてのシーズンを終えたルーキーコンビが田植え…実は、島根スサノオマジックが新たに始めた地域連携プロジェクト。
選手が田植えから収穫まで米づくりに携わり、島根県産の米の魅力を発信、農業、生産者を応援します。

植えたのは、島根を代表するブランド米「つや姫」の苗。
秋には約2トンの収穫を見込んでいます。

苗を補給するため、田んぼの外からパス、見事なアシストで田植えを続けます。

組合員:
バスケットボールだわ。

田んぼでも連携プレーがさえわたりました。

Q手慣れてきましたね。
島根スサノオマジック・介川アンソニー翔選手:
まあまあ。良い先生を持ったので。

宇山営農組合関係者:
彼上手だよ。バスケよりも上手かもわからない。

島根スサノオマジック・介川アンソニー翔選手:
じゃあ、こっちに変えますか職業。本業こっちで。

1時間ほどで田んぼの端まで植え終わりました。残った部分には田植え機を投入。

島根スサノオマジック・介川アンソニー翔選手:
横地頑張れー。

無事、全ての苗を植えることができました。
ひと仕事終え、農家から振舞われたのは、地元の人たちが丹精込めて育てた「つや姫」のごはん、炊き立てをいただきました。

組合員:
ちょっと甘みがある。

島根スサノオマジック・横地聖真選手:
そうそう。わかる。甘みがある。

島根スサノオマジック・介川アンソニー翔選手:
確かに、おいしいです。とてもおいしいです。

食リポに挑戦しましたが、バスケットボールとは少々勝手が違ったようです。

島根スサノオマジック・介川アンソニー翔選手:
こんなリアクションで大丈夫かな。本当においしいです。

島根スサノオマジック・横地聖真選手:
「もう1回(食リポ)する。うん、とても甘いし、もちもちしておいしいです。

島根スサノオマジック・横地聖真選手:
普段食べてるお米と味も違いましたし、本当においしかったので、自分たちがこうやって植えた苗がああやって美味しいお米になると考えたら待ち切れないです。

島根スサノオマジック・介川アンソニー翔選手:
手で植えて、こういう大変な思いをして育てて、自分たちが食べられてるんだなというのを感じることができて良かったです。

宇山営農組合・組合員:
心を込めてきょう田植えをしていただいて、本当にすくすくと育つように我々もお手伝いをしますので、たくさん食べていただきたいと思っております。

ルーキーコンビが丹念に植えた「つや姫」、その美味しさをファンにも知ってもらうためチームでは来シーズン、試合会場に出店するキッチンカーで提供したいと考えています。

TSKさんいん中央テレビ
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