サッカーJ2のカターレ富山が練習を公開しました。
27日就任した安達亮新監督、課題の得点力アップへ、早速、熱血指導です。
28日富山市のグラウンドで行われた練習には27日就任した安達亮新監督と選手全員が参加し、実戦形式の練習が多く組まれました。
カターレはリーグ戦では直近の12試合勝利がなく、現在、20チーム中17位に沈んでいます。
特に課題となっているのが得点力。
リーグ戦16試合の得点の合計は14得点で、J2最下位です。
安達新監督はより攻撃的なサッカーを目指すとし、28日は攻守の切り替えやパス回しの「スピード」を上げるよう指導していました。
*カターレ富山安達亮監督
「コンパクトにする。特に最終ラインが下がり過ぎない。その次にいろな曲面でテンポアップにすること。ゴールキック早くするとか、コーナーキック早くするとか、その二つは必ず秋田戦から実行させたい。」
安達新監督は「カターレの選手たちはとてつもなく伸びしろがある」としつつ、早速、技術面の課題を指摘しました。
*安達亮監督
「ボール止める方が足りたい、ファーストタッチやボールコントロールとか、ちょっと質が低い時がある」
練習を終えて、フォワードの武颯選手は。
*カターレ富山武颯選手
「練習の中でも、ゴール数が増えてきたと感じて、コンビネーションも勝手に出てきた、意識だけで、こんなに変わることに驚いた」
28日の練習には多くのサポーターも駆け付けました。
*サポーター
「今回は安達さんらしさを、そうやってJ2でも相手を押し込んで攻めて攻めて点を取って勝つサッカーにしてほしい」
安達新監督率いるカターレの次の試合は今月31日の秋田戦です。
安達監督は当面は選手やフォーメーションを大幅に入れ替える予定はないとしていますが、課題の得点力アップにつながるか、注目ですね。