山王さんの愛称で親しまれている富山市の日枝神社の「山王まつり」が31日から始まります。
山王さんといえば、ズラリと並ぶ露店が有名ですが、今年の店の数はおよそ550とコロナ禍前よりも多く、賑わいをみせそうです。
31日から3日間開催される山王まつり。
30日は午後4時頃から富山市の日枝神社で神事が行われ、期間中の無事を祈りました。
およそ400年の歴史を誇る山王まつりは、日枝神社の春の例大祭で、江戸時代の富山藩が神社に神輿を寄付したことが始まりとされています。
祭りの名物といえば、ズラリと並ぶ露店。
今年はコロナ禍より多いおよそ550の露店が境内や周辺の通りに軒を連ねる予定です。
ただ、心配なのが天気です。
*出店者は
「あす、あさって、雨の予報なのでなるべく雨対策を厳重にしておかないと」
「天気だけは心配。皆は楽しみにしているけど。雨が降っても楽しんでもらえれば十分。雨には負けないよ」
山王まつりは30日から6月2日まで開かれ、およそ23万人の人出が見込まれています。
また、31日から日枝神社周辺の道路で交通規制が実施されます。