5月22日の夕方、大分県大分市中心部の『意外な場所』で散歩をするカルガモの親子をTOSのカメラマンが発見した。
ーーTOS卯月潤カメラマン
「カルガモでしょうか。小さい赤ちゃんを連れて大分県庁に迷い込んでいる。とてもかわいい」
カメラマンが遭遇したのは、親子とみられる「カルガモ」だ。

大分県庁をトコトコと散歩するカルガモの親子
カルガモは普段、大分市中心部にある大分城址公園のお堀でよく見かけられるそうだが、この日は車通りの多い国道を挟んで向かいにある大分県庁を訪れていた。
県庁の敷地内をトコトコと10分ほどお散歩するカルガモの親子。
その後、城址公園のお堀に戻ろうとしているのか、みんなで国道の方面へ向かうカルガモ。

車道を横切るカルガモ親子に運転手もびっくり
カルガモ親子が渡ろうとしていた国道は、大分市中心部を通る片側3車線の直線道路だ。しかも、この時間は帰宅ラッシュだったこともあり、車通りはとても多かった。
車道をトコトコと横切るカルガモ親子、運転する人たちも慌てて車を停めていたが、直前まで気づかない車もいた。

日本野鳥の会「新たな巣を探していたのかも」
なんとか無事に国道を渡りきったカルガモの親子は、大分城址公園のお堀をスイスイと泳いで消えていった。

日本野鳥の会大分県支部によると、カルガモは、ヒナが生まれるとエサや水を求めて安全な場所へ移動する習性があるといい「新たな巣を探していたのかもしれない」と話している。
