2024年11月から2025年1月にかけ、熊本市の国道57号線『通称・東バイパス』でオートバイを2人乗りし、取り締まり中のパトカーを棒でたたいた疑いで、5月27日までに少年5人が逮捕された。警察の調べに5人は容疑を認めていて、「目立ちたかった」などと供述している。
棒で叩かれたパトカーの修理費約10万円
公務執行妨害などの疑いで逮捕されたのは、熊本市や合志市などに住む16歳から18歳までの少年5人。

警察によると、少年らはそれぞれ2024年11月から2025年1月にかけて、未明の時間帯に熊本市の国道57号線『通称・東バイパス』でオートバイを2人乗りし、取り締まり中のパトカーを棒でたたくなどした疑いが持たれている。また、17歳の少年は無免許運転の疑いももたれている。

少年らが棒でたたいたパトカーには傷が入り、修理に約10万円かかったという。
少年5人は全員容疑認めているという
警察は、パトカーのドライブレコーダーなどで現場から逃走した少年らを特定し、5月27日までに逮捕した。5人はSNSなどを通じて知り合ったとみられ、警察の調べに全員、容疑を認めている。

また、動機については「目立ちたかった」などと供述しているという。東バイパスでは、若者を中心としたオートバイでの暴走行為が問題となっていて、警察は「これらを見に行くなどして、助長するようなことはしないでほしい」としている。
(テレビ熊本)