27日、茨城・結城市の交差点付近で目撃されたのは、目を疑うような光景でした。

なんと、黒い車がボンネットに人を乗せた状態で走っているとの通報があったのです。

近くに住む人は「ピーポーピーポー鳴ってて、上に来たらパトカーが止まってて。人は少なかったかな」と話しました。

一体、現場で何が起こっていたのでしょうか。

警察によると27日午後10時ごろ、交差点で黒い車がトラックに追突する事故が発生。
トラックの男性運転手が車から降りると、突然、黒い車は急発進。
回避しようとした男性をボンネットの上に乗せ、走り出したといいます。

そして28日午後、車を運転していた荒川卓也容疑者(32)が殺人未遂の疑いで逮捕されました。

荒川容疑者は、男性を約700メートルもの距離をボンネットに乗せたまま走行。
しかし、男性は途中、車のスピードが落ちたところで自ら降りたといいます。
トラック運転手の男性(62)は軽いけが。

荒川容疑者は警察の調べに、容疑を認めているということです。