岩手県盛岡市は、2025年度魅力ある中心市街地をつくるための指針として「デザイン戦略」の作成を進めています。
5月26日は商店街の関係者が集まり、まちづくりの方向性について意見を交わしました。

意見交換会には盛岡市内の商業施設や商店街の関係者ら約20人が出席しました。

盛岡市では昔ながらの景観が残る紺屋町への高層マンションの建設をきっかけに、今後、行政と民間が連携したまちづくりを進めていくための指針として、「デザイン戦略」の作成を進めています。

市では戦略の素案をすでに固めていて、それによると中心市街地とその周辺を16のエリアに分け、それぞれの特長を生かしたまちづくりに取り組むとしています。

出席者からはその素案を踏まえたうえで「盛岡駅周辺については北東北の玄関口としてのイメージを大切にしてほしい」などの意見が出されていました。

monaka 熊谷悠営業企画係長
「ここで暮らして良かった、これからも暮らしたいと思わせることが大事。そういう戦略であってほしい」

盛岡市 滝村敏道都市整備部長
「(デザイン戦略を)限定的な人だけでなく皆さんに知ってもらい、自分事としてまちづくりに取り組んでいけるようにしていきたい」

盛岡市では27日に素案を一般に公表し、市民からも意見を募った上で、11月までに「デザイン戦略」の最終案をまとめる方針です。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。