◆ニューヨーク・メッツ3-1ロサンゼルス・ドジャース 25日(日本時間26日午前8時10分試合開始、シティ・フィールド)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは25日(日本時間26日)、敵地でメッツと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場。初回に千賀滉大投手(32)から18号先頭打者ホームランを放った。
メッツは今季4勝3敗、防御率1.43と安定した投球が続く千賀が先発。大谷とは過去MLBで3打数2安打3四球の成績となっている。ドジャースは今季2勝1敗、防御率6.17のナック投手が先発した。
1回表、大谷は第1打席、カウント1-0から千賀が投じた2球目の152キロ直球をフルスイング。右中間スタンド上段に5試合ぶりとなる18号先頭打者ホームランを放った。打球速度174.1キロ、飛距離125.2メートル、打球角度31度。会心の当たりでドジャースが1点を先制した。
1回裏、メッツは2死走者1塁で4番ピート・アロンソにツーランホームランが出て2-1と逆転。
3回表、1死走者なしで迎えた大谷の第2打席は、カウント0-2からの3球目の154キロ直球をスイングし3球三振。千賀が第1打席で本塁打を打たれたのと同じ球種で打ち取り、意地を見せた。
3回裏、無死1、3塁で3番ソトのセカンドゴロの間に3塁走者がホームに還りメッツは3-1とリードを広げた。
5回表、大谷は千賀と3打席目の対決。カウント2-2から6球目の135キロ、やや抜けたフォークボールを打ったが、泳がされてのスイングになりセンターフライに倒れた。千賀はこの回、2死満塁のピンチを切り抜けた。
千賀は5回1/3、打者24人に101球を投げて被安打5、被本塁打1、奪三振5、与四球4、失点1の成績で、勝利投手の権利を持ってマウンドを2番手のスタニクに譲った。
7回表、2死走者なしで大谷の第4打席はメッツ3番手クラニックとの対戦。カウント1-1からの3球目を打ったが中途半端なスイングとなり、センターへの浅いフライでアウトになった。
試合は大谷の先頭打者弾以降、ドジャース打線を抑えたメッツが3-1で勝利。ドジャースは連敗でカード負け越しとなった。大谷は4打数1安打、本塁打1、打点1、三振1の成績。メッツ千賀が5勝目をマークし、規定投球回に達して防御率1.46で、ドジャース山本由伸投手(1.86)を抜いてリーグトップに立った。