「観光の足」の確保に向けた取り組みです。
香川県を訪れる観光客を対象にしたスマートフォンでタクシーの手配ができるサービスの実証実験が今年8月から始まることになりました。
実証実験は、香川県タクシー協同組合やJRなどが参加する協議会が国の補助金を活用して今年8月から実施します。
公共交通機関や観光施設などに設置されたQRコードをスマートフォンで読み取るとウェブフォーム上でタクシーを手配することができます。
国の内外から香川県を訪れる観光客が対象でタクシーの手配と乗り継ぎの円滑化を図るのが狙いです。
高松市など別の手配システムが運用されている地域では既存のシステムを活用します。実証実験は、今年12月末まで行われ、利用状況の確認やシステムの課題などを洗い出します。
(香川県タクシー利用利便性向上協議会 宮崎耕輔会長)
「特急列車を降りてタクシーがいない駅も少なくない。(JR・バス・船から)降りてその先の連携を狙っている」
協議会では、結果を検討したうえで早期の実用化を目指したいとしています。