三重県尾鷲市で5月23日、巨大地震による津波を想定し列車から避難する訓練が、高校生も参加して行われました。

 JR紀勢線は三重県南部の海沿いを走る箇所が多く、尾鷲市では、南海トラフ巨大地震で最大17メートルの津波が想定されていて、JR東海は定期的に津波の訓練を実施しています。

 23日の訓練には、尾鷲高校の1年生の生徒やJR東海の関係者らおよそ140人が参加し、JR紀勢線の尾鷲駅から大曽根浦駅の間を列車が走行中に、巨大地震が発生した想定で始まりました。

 列車が緊急停車し、乗務員が周囲の安全を確認して車両のドアを開けると、生徒らは線路を歩いて尾鷲高校まで移動し、避難の手順を確認しました。

東海テレビ
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