他人の住宅の庭に無断で侵入したとして逮捕された三重県警鈴鹿署の男性警察官が5月23日、不起訴処分となりました。

 三重県警鈴鹿署の巡査部長の男性(35)は5月1日、鈴鹿市に住む70代の男性の住宅の庭に許可なく侵入したとして現行犯逮捕されていました。

 三重県警によりますと、男性は2025年1月から健康上の理由で休職していて、警察の調べに対し、「なんで入ったのか自分でもわかりません」と供述していました。

 津地検は「関係各証拠を精査した結果、犯罪の成立を認定すべき証拠が不十分であった」とし、23日付で嫌疑不十分で不起訴処分としました。

 三重県警は23日付で所属長注意とし、男性は依願退職しています。

東海テレビ
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