JR芸備線再構築協議会がことし7月から実施する増便の実証実験の期間を4ヵ月とする一方で、自治体側が1年間の実施を求めていることについて、JRは、経済効果を見ながら期間の延長も検討する考えを示しました。

【JR西日本・広岡研二広島支社長】
「4カ月やっている間にも増便による効果、お客様の動向の変化などファクトがその日ごとに上がってくると思っているので、知恵を出しながら考えていきたい」

JR西日本広島支社の広岡研二支社長はこのように述べ、経済効果を見ながら期間の延長も検討する考えを示しました。

一部区間の存廃が議論されているJR芸備線を巡っては利用拡大の可能性を探るための実証実験として7月下旬から4か月間、対象区間を含む一部区間での増便が決まっています。

これに対し、広島県と庄原市は通年での実施を求めていました。
また、実証実験では今年秋から夕方の帰宅時間帯のダイヤ変更も実施される予定です。

テレビ新広島
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