自分の頭を刃物で切りつけて、虚偽の事件を起こした湯布院駐屯地の男性陸上自衛官が停職の懲戒処分を受けました。

23日付けで停職12か月の処分を受けたのは、陸上自衛隊湯布院駐屯地の水陸機動団特科大隊に所属する27歳の男性3等陸曹です。

駐屯地などによりますと、この3等陸曹は2021年、由布市内の路上で、自分の頭をカッターナイフで切り付け、近隣住民に「誰かに切り付けられた」と助けを求めました。

警察が捜査したものの、嘘だったことが判明し、その後、3等陸曹は偽計業務妨害の罪で、罰金40万円の略式命令を受けたということです。

3等陸曹は「離婚した妻の気を引くためにやった」と話していて、きょう付けで依願退職しています。

テレビ大分
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