百日咳の感染者が増え続けています。先週報告された秋田県内の患者数は53人で1週あたりの感染者数では過去最多となりました。

百日咳は主に子どもがかかる感染症で咳が長引く点が特徴です。乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれがあります。

5月12日から18日までに報告があった県内の百日咳の患者数は53人で前の週から12人増加しました。これは1週あたりの感染者数でみると過去最多です。

また、ことし確認された百日咳の感染者数は307人に上り、最も多かった2019年の194人を超え、更新し続けています。

保健所別では横手が22人と最も多く、次いで秋田市が18人、由利本荘が4人、大仙と湯沢がともに3人、能代が2人、大館が1人でした。

一方、新型コロナウイルスの患者数は県全体で1医療機関あたり0.96人で前の週より減少し、2023年5月8日に5類に移行されてから初めて1を下回りました。

インフルエンザの患者数は県全体で1医療機関あたり0.68人と前の週より減り、2024年11月以来、1を下回りました。

秋田テレビ
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