2026年夏、8年ぶりに付け替えられる出雲大社神楽殿の大しめ縄用の稲の田植えが、島根県飯南町でありました。

22日朝、田植えが行われたのは飯南町頓原の水田で、この稲は2026年7月に付け替えを予定している出雲大社神楽殿の大しめ縄用の材料として栽培されます。
飯南町では古くから長さ13.5メートル、重さ4.5トンの大しめ縄を制作し、出雲大社に奉納しています。
神楽殿のしめ縄は6年から8年ごとに新調されていて、今回は2018年以来8年ぶりの付け替えとなります。

出雲大社・嬉和田公二禰宜:
「これまでも立派なしめ縄でございますので、変わらずみなさまの想いを込められた良いしめ縄を作られることを祈ります」

飯南町注連縄組合・藤原健次副代表理事:
「気持ちを込めて組合員一同しめ縄を作っていきたい」

しめ縄づくりを担当する組合は、8月から9月にかけて稲を刈り取り、2026年3月から大しめ縄の制作に取りかかる予定で、2026年7月、出雲大社に奉納するということです。

TSKさんいん中央テレビ
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