鹿児島市のライカ南国ホールで好評開催中の「鬼滅の刃」全集中展。
22日は「言葉」にスポットを当てて作品の魅力に迫ります。
「鬼滅の刃」全集中展。
会場には、人気アニメ「鬼滅の刃」の世界にどっぷり浸かれる様々な展示が用意されています。
その中には、私たちの心を打つ名言の数々も。
こちらは作中の登場人物・時透無一郎のセリフ。
「無一郎の無は”無限”の無なんだ」
かつて「”無能”の無」と言われていた無一郎が、他人のためにどこまでも力を発揮できることを示した言葉です。
一方、こちらは甘露寺蜜璃の言葉。
「私が私のままできること 人の役に立てること あるんじゃないかな?」
「女らしくあれ」と、古い価値観に縛られながら、やがて鬼殺隊の一員として自分の居場所を見つけた蜜璃の姿は、多様性を尊重する現代を生きる私たちの背中を押してくれるようです。
そして、アニメ「鬼滅の刃」を彩ったこんな言葉もー
「大切な絆は消えることはない」
主人公の妹で、鬼となってしまった禰豆子が、太陽を克服する名シーンで流れた楽曲の歌詞です。
人の絆の強さを描く「鬼滅の刃」を象徴するような1曲を、会場では歌詞に囲まれながら楽しむことができます。
さらに作品の名シーンがパネルや音声で再現されたコーナーも。
「義勇さんは 錆兎から託されたものを 繋いでいかないんですか?」
物語に登場する数々の名言は、悲しみや困難にぶつかって立ち止まってしまったとき、そっと私たちの背中を押してくれるかもしれません。
来場者
「本当に話自体がいいというのもあるがキャラクター一人一人がすごく個性があって、だけど弱さもあって、完璧じゃ無いところにすごく魅力を感じる。(全集中展を)見ていないファンの方はぜひ見ていただけたら」
「禰豆子が日に当たって炭治郎が泣きそうだった(シーンが好き)。楽しかった」
「鬼滅の刃」全集中展は鹿児島市のライカ南国ホールで6月10日までの開催です。
期間中は平日、土日にかかわらず、いつでも会場で当日券の購入が可能です。