プレスリリース配信元:アルフレッサ株式会社
~医薬品卸アルフレッサ 社員視点から脱炭素化を推進~
医薬品の流通を担う社会インフラ企業であるアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神雄介、以下「アルフレッサ」)は、日常的にEVを運転するドライバーを対象に、「EV運転による疲労感や勤務満足度の変化」に関するアンケート調査を実施しました。
本調査は、2025年1月に業務用車両として新たに45台の電気自動車(EV)を導入したことを契機に行ったもので、EV化推進を経営層の脱炭素化推進という視点にとどまらず、現場従業員の意見を積極的に取り入れることで、会社全体として環境負荷低減と働きやすさの両立を目指すものです。
■調査概要
調査対象:EVドライバー41名(配送・営業など業務利用者)
調査期間:2025年4月7日~2025年4月18日
調査方法:オンラインアンケート
主な調査項目:運転のしやすさ/疲労感/ストレスレベル/満足度/環境意識の変化 ほか
■主な調査結果と考察
■アンケート結果全容
1.年齢層
20代:3名
30代:11名
40代:10名
50代:13名
60代以上:4名
2.EV運転経験
初めて:37名
試乗経験あり:4名
自家用車がEV:0名
3.1日の平均走行距離
0~50km:26名
51~100km:15名
101km以上:0名
4.主な業務エリア(複数選択可)
市街地中心:34名
郊外中心:9名
高速道路を主に利用:0名
山間部エリア:0名
5.EVの運転に慣れるまでにかかった期間
すぐに慣れた:24名
1週間以内:16名
1か月以内:0名
まだ慣れていない:1名
6.運転性に対する評価:運転のスムーズさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)
平均評価(5点満点)
4.61
7.運転性に対する評価:ハンドリングのしやすさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)
平均評価(5点満点)
4.34
8.運転性に対する評価:ブレーキの感触・回生ブレーキの使いやすさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)
※未回答:1名
平均評価(5点満点)
4.20
9.運転性に対する評価EVの運転における評価:車内の静かさ・騒音の少なさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)
平均評価(5点満点)
4.80
10.EVで最も満足している点
加速のスムーズさ:27名
静かさ:4名
燃料費の安さ:4名
振動の少なさ:4名
環境貢献の実感:2名
11.EV運転による疲労度の変化(ガソリン車との比較)
圧倒的に疲れにくい:10名
やや疲れにくい:25名
変わらない:5名
やや疲れやすい:1名
非常に疲れやすい:0名
12. 運転後のストレスレベルの変化(ガソリン車との比較)
かなり低減:10名
少し低減:23名
変わらない:8名
むしろ増加:0名
13.勤務満足度の変化:運転の快適さ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)
平均評価(5点満点)
4.38
14.勤務満足度の変化:騒音の少なさ(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)
平均評価(5点満点)
4.46
15.勤務満足度の変化:体力的な負担軽減(5段階評価:1=非常に悪い / 5=非常に良い)
平均評価(5点満点)
3.59
16.EVを運転することで「環境貢献」を実感する機会は増えたか?
とても増えた:1名
やや増えた:26名
変わらない:12名
むしろ減った:1名
未回答:1名
17.EVへの印象の変化
大きく良くなった:14名
少し良くなった:22名
変わらない:3名
少し悪くなった:1名
大きく悪くなった:0名
未回答:1名
18.EV導入後、環境配慮行動(ゴミ分別、節電など)への意識が変わったか?
はい:13名
いいえ:5名
変わらない:22名
未回答:1名
19.改善要望(複数選択可)
充電設備を増やしてほしい:6名
充電時間を短縮できる車両がほしい:9名
航続距離を伸ばしてほしい:17名
EVの台数を増やして全員が乗れるようにしてほしい:4名
運転マニュアル・研修がほしい:0名
その他(自由記述):12名
└「暖房使用時に航続距離が大きく減るので不安」など
20.EV業務の継続希望
はい(大歓迎):16名
はい(条件付き):15名
どちらともいえない:8名
いいえ:1名
未回答:1名
■EV導入で見えてきた「現場の声」:ポジティブ・ネガティブ双方の実感を集約
ドライバーから寄せられた自由意見には、以下のような肯定的なコメントが見られました。
「音が静かなので、今までより疲れが少ないように感じた」
「運転は非常に快適。加速がスムーズでストレスが少ない」
EVならではの静粛性や滑らかな加速が、身体的・精神的な負担を軽減し、より快適な運転環境を実現していることが示唆する回答結果が得られました。
一方で、今後の改善課題となる声も浮き彫りになっています。
「冬場の暖房使用でバッテリーの減りが早く、走行距離が読めない」
「気温により走行距離が大きく変動し、長距離移動は不安」
これらの声から、EV導入は快適性や疲労軽減といった面で一定の効果が見られる一方、実用性の観点で課題が残ることが明らかになりました。
■今後の展望:ドライバーの声を活かし、さらなる環境整備へ
調査結果から、経営層と現場が連携し、脱炭素化を進めることで、職場全体の環境意識の向上のみならず、従業員の働きやすさや健康、ストレス軽減にも効果的であることが明確になりました。これらを踏まえ、アルフレッサでは現場従業員の声を継続的に反映しながら、会社全体として持続可能な社会への貢献を進めていく所存です。
■EV導入担当者コメント
コーポレート本部 経営企画部 経営企画グループ 生方敦之
これまでEVドライバーにフォーカスした定量調査はほとんどなく、今回の41名から得られたリアルな声は当社内だけでなく、これからEV導入をご検討されている他企業の皆様にとっても脱炭素化推進を後押しする大きな材料になると考えています。
今回の調査結果を公表することで、少しでも持続可能な社会の醸成に貢献できれば幸いです。
■アルフレッサ株式会社について
2004年の設立以来、アルフレッサは20年にわたり、病院や薬局に医療用医薬品を供給する卸売事業を中心に、人々の健康に貢献するさまざまなサービスを提供してきました。医療用医薬品に加え、医療機器、検査試薬、栄養食品などを国内外約1,000社のメーカーから仕入れ、病院・診療所や薬局に安心・安全にお届けしています。
近年では、全国約170拠点のネットワークを活かし、各地域の事情に合わせたそれぞれの地域包括ケアシステムの構築をサポートしています。また、さまざまな情報サービスやソリューションツールを通じて、医療現場の業務効率化や医療の質向上に寄与する活動を行っています。
■会社概要
名称:アルフレッサ株式会社
代表取締役社長:福神 雄介
事業内容:医療用医薬品、医療機器、医療用検査試薬、介護用品、健康食品、
一般用医薬品等の卸売販売
設立:1949年8月
資本金:4,000百万円
従業員数:5,821人(2025年3月31日現在)
本社所在地:〒101-8512 東京都千代田区神田美土代町7番地
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