岡山市は、認可保育園や認定こども園などに入園できなかった待機児童が、2025年度ゼロだったと発表しました。2024年度に続き2年連続です。

(岡山市 大森雅夫市長)
「ようやくこうなった、安ど。待機児童ゼロということで預けられる対応できることになっている」

岡山市によりますと、4月1日時点で認可保育園や認定こども園などに入園を希望したのは1万8654人で、2024年度より117人減りました。

このうち、認可施設に入園できなかったのは529人で、企業主導型保育施設など認可外の施設に入園が決まった人や、特定の施設を希望する人などを除くと最終的に2025年度の待機児童はゼロとなりました。待機児童ゼロは、2年連続です。

岡山市の待機児童を巡っては、2017年には849人と全国で2番目に多くなるなど、待機児童の解消が大きな課題となっていました。岡山市は、受け皿や保育士の確保などの対策を進め、3年前から待機児童は、解消したとしています。

市は、引き続き対策を進め、障害のある子どもの受け入れ強化や保育の質の向上に取り組みたいとしています。

岡山放送
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