真夏の暑さ到来だ。
季節外れの“暑い”北海道
オホーツク地方の遠軽町では最高気温29.5℃を観測。
遠軽町内の「太陽の丘えんがる公園」では、強い日差しのもと観光客が、見ごろを迎えた芝桜を楽しんでいた。
「きょうは暑い。高速道路で30℃と出ていて間違いではと思った」(観光客)

5月15日の北海道内は南からの暖気とフェーン現象の影響でオホーツク海側と北海道北部を中心に気温が上がった。
最高気温は、北見市常呂で29.7℃と北海道内の2025年一番の暑さになったほか、旭川市や北見市など、2025年最多の58地点で夏日になった。
「風に乗ってライラックが香ってきます。きょうの札幌は風もあり少し涼しさを感じますが、一方で日差しもありとても気持ちいいです」(川瀬雄也記者)
札幌市も23.9℃まで気温が上昇。7月上旬並みとなった。
「この季節を待ちわびていた」(札幌市民)

初夏全開の北海道 激辛ラーメン専門店がにぎわう
響き渡る担ぎ手の掛け声。
例大祭が行われている札幌市中央区の三吉神社で伝統の「みこし渡御」が。
「最高です!地域に貢献して楽しい毎日にしたいです」(担ぎ手)

そんな初夏全開の中で、にぎわう店が。
札幌市中央区の激辛ラーメン専門店だ。
「北海道もだいぶ暑くなってきている。辛い物を食べて乗り切る感じ」(来店客)
「(客は)汗かいて外に出た時の爽快感をもとめて来店する」(イチヨンフーズの石田真宏社長)

客のお目当ては札幌辛味噌ラーメン。
真っ赤なスープに山盛りの唐辛子が。
UHBの新人記者が店で最も辛い20辛に挑戦。
「辛いです。体の中から燃え上がるほど辛いです。苦しいというか、涙が出てきます。辛いラーメンを食べて汗を流して、スッキリして毎日過ごしたいです。ごちそうさまでした。暑さが吹き飛ぶような辛さでした」(川瀬記者)
この暑さは16日も続く予想だ。
