自民党の西田参議院議員のひめゆりの塔の説明を巡る発言に対し県議会は16日、謝罪と撤回を求める抗議決議を可決しました。
▽山内末子議員：
西田氏に求められるのは、戦後８０年たった今も癒える事のない戦争体験者や遺族の深い悲しみの声に真摯に向き合い、沖縄戦の実相・史実を正しく認識する事である
与野党や中立会派の一部が共同提出した抗議決議案は西田議員に改めての謝罪や撤回、さらに自民党に対し厳格な処分を求めています。
一方、中立会派の維新会派は議員辞職や離党勧告などより踏み込んだ対応を求めるべきだと反論し採決の結果、抗議決議は賛成多数で可決されました。
抗議決議を巡っては文言調整が難航し与野党が折り合う形で決着したものの当初目指した全会一致とはなりませんでした。
