宮崎県日南市で「アリウム・ギガンチウム」が見ごろを迎えている。男性が知人からもらった約10株の球根を16年ほどかけて約200株に増やした。紫の球体の花は可愛らしく、通行人からも好評だ。男性は、花がきれいに咲くと育てがいがあると語る。
見ごろを迎えた「アリウム・ギガンチウム」

宮崎県日南市の住宅街で、かわいらしい「アリウム・ギガンチウム」の花が見ごろとなっていて、道行く人を楽しませている。

生け花などにも使われるアリウム・ギガンチウム。日南市吾田西の藤原昭悟さん(80)が、16年ほど前に知人からもらった約10株から約200株にまで増やした。

藤原昭悟さん:
自然のきれいさって、最近は少ない。植物は手を入れたほどこたえてくれるので、こうして成長して、きれいな花が咲いてくれると育てがいがある。

11月上旬に球根を植え、5月、次々に花が咲き始めた。

球体の花は小さい花の集まりで、とても可愛らしい。

花を楽しむ登下校中の高校生。

通りかかった人は:
お花と思わなかった。マリモみたいでかわいい。初めて見た。
藤原昭悟さん:
通りかかりに見ていただいて「きれいですね」って言われると、一生懸命育てたくなる。
藤原さんが愛情込めて育てたアリウム・ギガンチウムの花は、あと10日ほどは楽しめそうということだ。
(テレビ宮崎)