全国の高等専門学校の生徒たちがAIを活かした事業のアイデアを競うビジネスコンテストが開かれ、沖縄高専のチームが文部科学大臣賞を受賞しました。
2025年で6回目を迎えた「全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト」には、過去最多となる95チームがエントリーしました。
沖縄高専のチームが考案したのは、海面の映像から波の方向や速さを予測し危険な波の流れ「離岸流」を可視化する装置です。
高度な画像処理や、情報処理技術を用いて波の流れを学習することが「RiCAS」の特徴です。
離岸流が感知されると、ただちに警告が表示されます。
生徒たちが離岸流をテーマにしたのには、水難事故を防ぎたいという強い想いがありました。
正確に波の状況を解析する技術が高く評価され、全国95チームの中から見事文部科学大臣賞に選ばれました。
チームの3人は、海の安全を実現するために今後も装置の研究・開発に取り組むとしています。