山梨・市川三郷町で、車道を走行するシニアカーがカメラに捉えられた。法律で“歩行者”扱いのシニアカーが、歩道があるにもかかわらず、車道を走っていた。撮影者は「身近な人が正しいルールを教えてあげてほしい」と注意を呼びかけている。
歩道を走らず車道を走行するシニアカー
山梨・市川三郷町の国道で4月28日に撮影されていたのは、悠々と車道を走るシニアカーだった。撮影者は「自分は小さい車、軽自動車に乗っているとかそういう感覚なんだろうなと推測しますけど」と話した。
シニアカーは法律上“歩行者”扱いで、本来は歩道を走行しなければならない。

画面右側には歩道があったが、気づいていないのか、シニアカーはゆっくりと車道を走り続けた。さらに、この場所でシニアカーが撮影されたのは今回が初めてではなかった。
撮影者は「去年見かけた人と同じ人だなって思って。しばらくぶりに見かけて、まだ同じことをしてるんだなって思って」と語っている。
同一人物?昨年も同様のシニアカー目撃
2024年11月に撮影された映像では、今回と同じように慌てる様子もなく、ゆっくりとシニアカーが車道を走っていた。

また、2つの動画を見比べると、車体に入っている赤いラインや座席の形状などが同じようにも見える。
度重なるシニアカーの車道走行に、撮影者は同一人物かは定かではないとしつつ、「周りの身近な人が『シニアカーは歩行者』ってことをちゃんと教えて歩道を走るように言ってあげないと。いずれ車にひっかけられて大変な事故になっちゃうとかあるんじゃないかな…」と語っている。
(「イット!」 5月9日放送より)
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