4月に発生した医療搬送用ヘリコプターの事故を受け、長崎県のドクターヘリが3度目の運航休止です。
医療搬送用ヘリの事故を受けて、9日、設計当局である欧州航空安全庁(EASA)が「耐空性改善命令」を出しました。
これを受け、9日、国土交通省航空局は、事故機と同型のヘリの所有者に改めて検査を指示し、県のドクターヘリも10日、再び運航を休止しました。
今回はテールローター操縦系統の3カ所の接合部で、目視では発見が難しいひび割れなどを確認する「非破壊検査」を行います。
外注するため一定の日数が必要で、運航休止中は県の防災ヘリや佐賀県のドクターヘリに協力を求める方針です。
ドクターヘリは5月5日の運航再開から9日までの5日間に7回出動していました。