インドとパキスタンの軍事衝突をめぐりパキスタンは10日、インドへの反撃を開始したと発表し、核兵器の運用などを決める重要会議を招集したことを明らかにしました。
パキスタンのメディアなどによりますと、パキスタン軍は10日、これまで攻撃を受けてきたインドに対し「反撃を開始した」との声明を発表し、インド国内の主要な軍事施設を攻撃したことを明らかにしました。
さらにパキスタン政府は核兵器の運用などに関する意思決定を行う「国家指令本部」を招集したと発表しました。
政府や軍の幹部が出席し、今後の対応を協議することになります。
インド軍もこれまで「テロリストの拠点」としていた攻撃対象をパキスタンの軍事施設まで拡大しているとみられ、核保有国同士の緊張がさらに高まっています。