首里城火災の教訓を踏まえ、沖縄美ら島財団と那覇市消防局が協定を結び防災体制の構築に向けて連携を図ることを確認しました。
「安全・安心確保に関する包括的連携協定」を結んだのは、首里城公園を管理している沖縄美ら島財団と那覇市消防局です。
2020年の首里城火災を教訓に沖縄美ら島財団は年に一度、消防などと合同で行っている首里城公園の火災防御訓練に加え、毎月、昼と夜間の火災を想定した訓練にも取り組んでいます。
協定では、訓練を通して具体的な改善点や情報を共有し防災計画の見直しを図るほか、消防から専門的な知見を得て職員の意識の向上などにもつなげます。
沖縄美ら島財団の湧川盛順理事長は、「公園管理の模範となる安全・安心な首里城を目指す」としています。