岡山市中心部で2025年9月に始まる現代アートの祭典、岡山芸術交流をPRしようと、市民などが参加する少し変わったイベントが話題となっています。キーワードは「自画像」です。
真剣なまなざしで描いているのは…。参加者そっくりの人の姿。等身大の「自画像」です。これが岡山の空に舞い上がります。
岡山芸術交流のPRなどを担うアーティスト・島袋道浩さんが企画しました。日本人になじみ深い「凧揚げ」を作品化することでアートに関心を高めてもらうのが狙いです。応募で参加した約30人が5月10日まで、思い思いに「自画像」を制作し、11日に旭川河川敷で揚げる予定です。
(参加者は…)
「よく似ていると思う。(難しいのは)色の塗り方。ざーと塗るといけないし。」
「年を取ると何でも楽しみ。何をやっても楽しい」
(企画した島袋道浩さん)
「今まで分かっていたところをもう1度発見する。これは作品かなと、作品でないものを見つめる機会になる。まちをもう1度、発見する機会になれば」
それぞれの思いを乗せて舞い上がる「自画像」が岡山のまちにアートの魅力を伝えます。