富山銀行は昨年度、貸出金利息などの増加で2期ぶりに増益となりました。
富山銀行の今年3月期の決算は、連結で売上にあたる経常収益が96億7500万円と、株式などの有価証券関係の収益が落ち込み、前年に比べ4.6%減少しました。
一方、経常利益は中小企業向けの貸出金増加に伴い、利息による利益が増し、12億9100万円と去年を63.8%上回り、2期ぶりの増益となりました。
今後の見通しについて中沖雄頭取は、「トランプ関税がどの期間どの程度影響するかわからない状況」と述べ、今年度通期の業績については減益を予想しています。