西田議員の発言を巡っては市民団体からも抗議の声が上がっています。
9日、県庁で会見を開いたのは、教職員関係者などでつくる「9.29県民大会決議を実現させる会」です。
このなかで会のメンバーは、「沖縄の戦後教育については体験者の証言をもとに研究を重ねて築いてきた」「これまでの平和教育を根拠なく否定することは、政治家としてあまりに無責任で体験者の思いを踏みにじるものだ」と西田議員の発言を批判しました。
9.29県民大会決議を実現させる会 仲西春雅会長:
軽率に歴史を語ることはまさに歴史の書き換えそのものです。西田議員の発言は戦後80年という節目を迎える今なお、沖縄に対する無理解と差別の構造が続いていることを私たちに突きつけています
会のメンバーは「歴史の実相をゆがめる言動は許されるものではない」として発言の撤回を求めていくとしています。