低気圧や暖かく湿った空気の影響で県内は大気の状態が非常に不安定となっていて雨、風ともに強まっています。
倒木によるJR豊肥線の運休や海と空の便が欠航するなど交通機関に影響が出ました。
低気圧から伸びる前線が九州北部を通過し前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、県内は大気の状態が非常に不安定になっています。
県内は八代市、高森町、天草市本渡でそれぞれ18メートルを超える最大瞬間風速を観測するなど各地で風が強まりました。
交通機関にも影響が出ました。
JR豊肥線では、9日午前7時半ごろ、瀬田ー立野間で倒木が見つかったため、運転見合わせに。約5時間後に運転を再開しましたが、運休や遅れで800人に影響が出ました。
また、空の便では、天草エアラインが雨による視界不良のため一部の便が欠航。
海の便では、強風と高波の影響で天草と長崎を結ぶ苓北観光汽船など一部の便が欠航しました。
県内では引き続き10日明け方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。