「旅するチョウ」として知られるアサギマダラが宮崎県門川町に飛来し、庭園を優雅に飛び回っている。アサギマダラが好むスイゼンジナ300株を植えたところ、4月中旬から飛来し始めたという。アサギマダラは5月下旬まで滞在し、北上していくとみられる。
「旅するチョウ」とは

オレンジの花にとまり、羽を休めているのはアサギマダラ。南は台湾や南西諸島から北は東北地方・北海道にかけて、海を越えて旅をするチョウとして知られている。

門川町の桃源郷岬を運営する川崎清郷さんが、2025年3月にアサギマダラが好むスイゼンジナ300株を植えたところ、4月中旬から飛んでくるようになった。

桃源郷岬 川崎清郷さん:
アサギマダラの楽園になればいいと思う。一番の拠り所。旅の途中の寄る場所であればいい。人間であれば道の駅、そういう場所にしたい。

桃源郷岬には、5月下旬にかけてアサギマダラが多く飛来し、その後、北上すると見られている。
(テレビ宮崎)