新緑の宮崎県串間市都井岬では、産まれたばかりの子馬「春駒」と野生馬たちが、気持ちよさそうに草を食んで寝ている。2025年には8頭の「春駒」が生まれた。人が野生馬に近づくことは禁じられているが、「春駒」は人懐っこく近づいてくる。海風の中、馬たちは自由にくつろぎ、観光客はその光景に癒されていた。

新緑まぶしい宮崎県串間市の都井岬。広大な草原のあちこちで野生馬が群れをつくり、草を食んでいる。

訪れた人たちのお目当ては、産まれたばかりの子馬「春駒」。

2025年は、1カ月で8頭が産まれている。

都井岬では、人が野生馬に近づくことは禁止されているが、こちらの春駒は人なつっこく、人に近づいてきたり、子どもの後をついていったりしていた。

大阪から来た子供:
楽しい。小さい馬がいっぱいいる。

海からの爽やかな春風のせいだろうか、多くの馬が横になって寝ていた。

東京から:
カレンダーで寝ている馬を見て、一度会いたいと思っていて、やっと来られた。

宮崎県の最南端に位置する串間市の都井岬では、約100頭の「御崎馬」が、野生本来の姿でのびのびと暮らしている。1953年、国の天然記念物に指定された。海風の中で自由に育つ姿が癒しを与えている。
(テレビ宮崎)
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