住宅街で“ど根性草”として親しまれていた植物に八つ当たりする男の姿が防犯カメラに捉えられた。男は植物を蹴ったり踏んだりしたあげく、根元から引き抜いて立ち去った。

住人は「禁煙看板の腹いせにやったのでは」と推測している。
敷地内の「植物」を踏んだり蹴ったり
東京都内の住宅街で4日午後3時半頃、撮影されたのは奇怪な行動の一部始終だった。

スマートフォンとたばこを手に持ち現れた男性は、キョロキョロと辺りを見渡すと、“何か”に向かって突然、キックを食らわせた。
さらに足で踏みつけ引きずると、その場を離れていった。一体、何を蹴り倒していたのか?

被害者:
いわゆる“ど根性草”みたいな感じだったが、近所の方とお花が咲いたりとか、大きくなってきたねと、かわいがっていた草
男性が蹴ったのは、住人の自宅前に生えていた植物だった。

植物は今年の春ごろに目を出し、約50㎝に伸びていたという。しかし、根元から引っこ抜かれ無残な状態となっていた。
“禁煙”腹いせに八つ当たり?
植物にとっては、まさに“踏んだり蹴ったり”だが、一体なぜ、男性は蹴りを入れたのか。
被害者は、「おそらくたばこを吸おうと思っていたら禁煙だったので、腹立たしく思って、腹いせ的な感じだなという風に思う」と推測している。

男性が立ち入った駐輪場には「禁煙」の看板が設置されていて、たばこが吸えないことに腹を立て、家の前の植物に八つ当たりしたのではないかという。

男性の八つ当たりについて被害者は、「イライラしたりは人間だからあると思うが、かといって人の家の敷地のものに手を出すのは違うかなと私は思う」と話している。
(「イット!」 5月7日放送より)
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