野生馬が生息する宮崎県串間市都井岬。国の天然記念物「御崎馬」に、ことし初めての春駒が誕生した。黒っぽい毛色のメスの子馬で、母馬の傍らでしっかりとした足取りで歩きながらも、うまくお乳を探せない、愛らしい姿が見られた。これから出産シーズンが到来し、5月のゴールデンウィークには都井岬で多くの子馬が観察できる見込みである。
春の訪れ「春駒」誕生

宮崎県串間市都井岬に生息する国の天然記念物「御崎馬」に、ことし初めての赤ちゃん「春駒」が誕生した。

春駒は4月7日朝、御崎馬の保護監視員が確認。6日夜から7日朝にかけて出産したとみられる。生まれたばかりの春駒は、青毛と呼ばれる黒っぽい毛色のメスだ。

母親に寄り添いながら、でこぼこの道をしっかりした足取りで歩いていた。

春駒はおっぱいをほしがるが、おっぱいの場所を上手に探せず、やっとの思いでお乳にありついていた。
これから御崎馬の出産シーズンへ

都井岬の御崎馬は、これから出産シーズンに入り、5月のゴールデンウィークには岬の草原のあちこちでかわいらしい子馬が見られるようになりそうだ。
(テレビ宮崎)