プレスリリース配信元:Job総研(パーソルキャリア)
~時代背景が生む価値観ギャップ 令和の処世術に賛否~
【4月に注目を集めたワード】
転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社の、キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ Town(ジョブキュータウン) (※1)」が運営する、”はたらく個人のリアルな本音”を拾い上げる『ココだけの本音(※2)』で匿名社会人ユーザーを対象に調査をしたところ、「叱られる経験」「謝る際の弁解」「髪型とセクハラ」が4月に注目を集めるトピックとなり、賛否が分かれる結果となりました。
【調査概要】
調査対象者:現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件 :全国/男女/20~50代
調査期間 :2025年4月7日~4月30日
総投稿数 :187件
調査方法 :インターネット調査
【TOPICS】
・社会人の68.0%が、仕事において叱られる経験は「必要」と回答 年代別では20代が最多
・社会人の80.0%が、謝る時の”弁解”は「必要」と回答 年代別では40代が最多
・社会人の77.0%が、髪型の変化に触れるのは「セクハラだと思わない」と回答
【叱られる経験】
過去のJob総研調査では、叱られたい20代が2割いることがわかっています(※3)。そこで回答者に、仕事において叱られる経験は必要かを聞くと、「必要派」が68.0%、「不要派」が32.0%となりました。
年代別では、コロナ禍でリモートワークの推進が加速し、対面で指導を受ける機会が減少し始めた時代に入社した世代を含む20代の必要派が100.0%となり、次いで50代が83.3%、40代が75.0%、30代が50.0%となりました。
・回答者コメント
「仕事において叱られる経験の必要性」に対して賛否が分かれる結果となりました
その他のコメントは右記JobQ Townから確認いただけます。https://job-q.me/29053
■必要派
・本当に心に響く内容は20年経っても忘れない。良い上司だったと思い出す
・叱られた時は分からなくても、時間が経つと理解できる瞬間が訪れるため
・年齢や経験関係なく正す行為として叱る・注意するは必要。次に活かすためのアドバイスは成長に繋がる
・リモートワークで仕事が見えない分、失敗かそうでないかの判断がつかない。上司から叱られてみたい
・上司がハラスメントを気にして叱られた経験がない。将来の自分が心配になる
■不要派
・叱られても、納得感がなければ響かないので必要ない
・近年ではパワハラとなかねないため、軽い注意でよいと思う
・改善するため、練度を上げるため、と思えない指導は反対です
・人前で叱責したり、必要以上に怒鳴ったりするのは要らない
・反省している人に叱る必要はないと思うが、反省していない人には叱ったほうが良いと思う
【謝る際の弁解】
仕事における”報連相”が重視される中、謝罪時の態度によっては、相手からの評価がマイナスに働く可能性も考えられます。そこで回答者に、謝る時の「弁解」の必要性を聞くと、「必要派」が80.0%、「不要派」が20.0%となりました。年代別では、「必要派」の最多が40代で85.7%となり、「不要派」の最多が30代で60.0%となり、世代間で意見が分かれる結果となりました。管理職や上司世代を含む40~50代ほど弁解は必要と考えている一方、若年は不要と考えていることがわかりました。
・回答者コメント
謝る時の弁解が必要派と不要派で意見が割れました。
その他のコメントは右記JobQ Townから確認いただけます。https://job-q.me/29068
■必要派
・背景と今後の改善策をセットで伝えてフィードバックをもらう過程は必要
・どうしても言い訳したくなるので、一旦は弁解なしで報告し聞かれたら答える程度にしている
・謝るだけでは細部の事情が伝わらず要らぬ誤解を産む可能性がある
・「今回の問題は〇〇で、次回ミスを防ぐように○○を改善します」と前向きに仕事を進められる
・相手を不快にさせないための弁解もある。令和でも必要なスキルだと思う
■不要派
・結果のみで判断する人に弁解をすると逆効果になる場合もあるので、注意が必要
・聞かれたら答えるでいいと思う。普段の業務態度で信頼は積み重なっているかと思うので
・丁寧に謝り今後気をつける旨を伝えた方が、理由を聞いてもらえるのではないかと思っている
・自分から言うより相手に問われて答えた方が、相手に良い形で受け入れてもらえると思う
・謝ったうえで説明が必要であれば事情を話しても良いと思う。はじめから弁明は1番悪手
【髪型とセクハラ】
未だ性別特有の話題はあるものの、セクハラの境界線が曖昧なことによるコミュニケーションの難しさを感じている人もいると考えられます。過去のJob総研調査(※4)ではハラスメントの境界線に悩む人が8割いることがわかっています。そこで、回答者に、髪型の変化に触れるのはセクハラか否かを聞くと、「セクハラだと思う派」が23.0%、「セクハラだと思わない派」が77.0%となりました。
・回答者コメント
セクハラだと思う/思わない理由が集まりました。
その他のコメントは右記JobQ Townから確認いただけます。 https://job-q.me/29061
■セクハラだと思う派
・セクハラは受け取った側の判断。だから今は口に出さないようにしている
・本人は髪型で失敗したと思っている場合、触れられたくないと思っているかもしれない
・好み(綺麗・かわいい・カッコい)はセクハラに該当しそうだと感じる
■セクハラだと思わない派
・見た目を褒める事もコミュニケーションの内。ただし、言い方は注意だと思う
・相手への言い方もあるが、セクハラと捉えてしまう職場が悲しい
・感想を求められなくとも、「髪切った?」という事実確認なら該当しない
■(※4)2023年 上司と部下の意識調査:https://jobsoken.jp/info/20230403/
■(※3)2023年 ハラスメントの境界線調査:https://jobsoken.jp/info/20230123/
■(※2)ココだけの本音について
『ココだけの本音』は、本音を「言える・知れる・気付ける」特徴を持ちます。自分の本音を打ち明けるだけでなく、他の人の本音を知ることで、新たな本音に気づくことができる場を提供しています。『ココだけの本音』を通じて、家族や友人、職場の人には言えない”はたらく”にまつわる本音を収集・蓄積してまいります。そして今後もリアルな本音を拾い上げることではたらく個人の明日に貢献してまいります。
■(※1)JobQ Townについて< https://job-q.me/ >
「あなたが知りたい”はたらく”は誰かが知っている」をコンセプトに運営するJobQ Townの累計登録者数は40万人を超え、キャリアや転職に関する情報交換と相談ができるサービスです。具体的な企業名を検索して、現役社員や元社員による口コミだけではなく、仕事全般に関する悩みや就職・転職への不安など漠然とした内容も含まれ、匿名によるユーザー同士でコミュニケーションを取りながら、より良い選択をつくる場になっています。
■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/ >
パーソルキャリア株式会社は、-人々に「はたらく」を自分のものにする力を-をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス転職サービス「doda X」を通じて人材紹介、求人広告、新卒採用支援などを提供しています。2022年5月にはプロフェッショナル人材の総合活用支援ブランド「HiPro」を立ち上げ、副業・フリーランス領域にも本格参入。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。
当社のミッションについて:https://www.persol-career.co.jp/mission_value/
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