岡山県内でいち早く田植えが行なわれる早場米の産地・西粟倉村で2025年も田植えの季節がやってきました。
田植えが行なわれているのは鳥取県との県境に近い知社地区です。現在、村には約100戸の稲作農家がありますが高齢化が進み担い手不足が課題となっています。
そうした中、地域の農業を支え米作りを守ろうと田植えや収穫を請け負う人がいます。そのひとり萩原眞幸光さんは村役場に勤めながら週末は農作業に汗を流し、約6ヘクタールの水田でアキタコマチやコシヒカリを栽培しています。
(萩原眞幸光さん)
「寒暖差もあったり、この自然の良さが こういった恵みをもたらしているのではないか。この地域で父親や先代から引き継いできている農地を後世に残していけたら。」
西粟倉村の田植えはこの大型連休に最盛期を迎え、8月下旬から収穫が始まります。