アーティストでありながら、アスリートさながらのストイックな生活を送る西川貴教さん、50歳。
9月20日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)では、『ストイックすぎる芸能人の私生活に密着!あなたドコ目指してるんですか』の第2弾として、西川さんの私生活に密着した。
必要な部位を鍛える
先日、結婚を発表し、公私ともに絶好調の西川さん。
現在の体はバキバキに鍛え上げられているが、ここ数ヵ月は、「最高の状態で写真集の撮影に挑みたい」と50歳を迎えた記念で発売する写真集撮影のため、さらなる筋力アップに励んでいるという。
この記事の画像(12枚)西川さんの1日は、朝7時30分に起床し、8時から40分のランニングをはじめ、9時に朝食。そこから打ち合わせなどを行い、1回目の昼食を済ませ、午後からは3つのジムへ行き、その間に2回目の昼食をはさみ、19時に夕食というスケジュールをこなしているという。
お昼過ぎに番組スタッフが事務所で打ち合わせ中の西川さんの元を訪ねると、「時間がない。(食べる)タイミングが変わると、その後の調整も変わる」と言いながら、食事を始める。
減量中の西川さんは1日の食事を4回に分けることで、1回あたりの血糖値の上昇を抑え、太りにくい体を作っているという。
「ほぼノーカーボ(炭水化物抜き)で生活してます」と明かす西川さん。徹底した食生活を送り、ジムへ行く日はGI値の低いさつまいもなどを食べていると話す。
血糖値の上昇度を示すGI値。この数値が低いさつまいもは減量に向いているという。
ちなみにこの日の朝食は、卵5つ分の白身で作ったホワイトオムレツとオリーブオイルとビネガーと塩胡椒で作ったドレッシングをかけたサラダだった。
1回目の昼食後は、1軒目の現役アスリートや著名人も多数通うパーソナルトレーニングジムへ。ここでは「トレーナーと必要な(筋肉の)部位を鍛えている」という。
まずはベンチプレスのトレーニングからスタート。スタッフが「最高何キロですか?」と質問すると「素人は『100キロとか上げてるんですか?』って聞くけど、“この人何もしてない人”ってバレるから、(そんなこと)言わない方がいい。フォームをしっかりやれば、筋肉の付き方が違う」と話した。
大事なのは重さではなく、鍛えたい筋肉に負荷をかけ、正しいフォームでトレーニングをすること。
こうして鍛え上げられた肉体に、トレーナーも「こんな50歳いるのかっていう体してますからね。(筋肉の)形もキレイなんですけど、シルエットやアウトラインもキレイ」と絶賛。
続いて、徐々にダンベルを重くしていく「ダンベルプレス」では、「今やっていることがどこに効いているのか確認する」と、鏡を見始める。この行動はうっとりと自分の筋肉を見ているわけではなく、負荷をかけることで筋肉が膨らみ、狙った筋肉に効果が出ているかを確認しているのだと西川さんは説明。
筋肉の付き方にアスリート並みのこだわりがある西川さんが、ここまで鍛えるようになったのは、舞台中のケガがきっかけだったという。
ここで1時間半のトレーニングを行い、2軒目では有酸素運動とサウナのジムへ行き、3軒目は、ボディメンテナンスへ。創業41年でトップアスリートも通うボディメンテナンスを行うジム「ダグアウト」で、体のケアを行った。
鍛え始めたきっかけは浜田雅功?
この3軒のジム通いを1日おきに行う生活をしているというが、仕事に支障はないのか。
「最初は理解してもらえなかったので、ジムを入れているのに、打ち合わせを入れられたりした。(ジムへ行くことも)仕事と理解してもらって、今はスケジュールに組み込まれている」と明かす。
そもそも西川さんが鍛えるようになったきっかけは、番組MCの浜田雅功さんから20年以上前に「ジムに入れ」と勧められたことだという。浜田さん自身も覚えてない出来事だったが、そこから西川さんのトレーニングが始まった。
さらに、浜田さんが「3つもジムに行く必要があるのか?」と問うと、「パーソナルでトレーナーがつくジム、有酸素運動などを自分のペースでトレーニングしたいと思うようになったら、ジムを分けた方がいいという結論になった」と明かす。
それを聞いた浜田さんは「増えていく可能性もあるのか?」と聞くと、「まさに4つ目に…。ウェイトトレーニングをやっていると腱や関節をケガしやすくて、ピラティスをやろうかと考えている」と話した。
格闘家・武尊さんは「2、3軒のジムへ行くこともありますが、ミュージシャンとしての仕事もある中で1日3軒はすごい」と、西川さんのストイックさに驚く。
また、浜口京子さんも「レスリングの練習や体幹を鍛える練習で違うジムに行くことはありましたが、3軒行くという経験はございません」と話した。
一方、“現代ホスト界の帝王”ローランドも体を鍛えているといい、西川さんのストイックぶりに「共感するところがある」といい、鍛えるときに何を摂取するのが一番なのかといった話で盛り上がっていた。
さらに、西川さんは写真集撮影の数日前には、「どうしても会いたい人がいる」と、千葉県松戸市にある「KANEKIN FITNESS」へ。西川さんが会いたい人物は、ジムのオーナーのカネキン。
フィットネス界で知らない人はいない超有名人で、日本で5人しかしない、世界最大のボディビル団体「IFBB」から認定されたプロ選手。筋肉YouTuberのパイオニア的存在でもある。
憧れの人物からトレーニングの指導を受け、撮影に向けて、さらに追い込みをかけていく。
ローランドが鍛えるワケ
そして迎えた写真集撮影の日。
西川さんが半年間の筋肉生活を送ってきた成果を発揮する舞台で、カメラを担当するのは、黒木瞳さんや冨永愛さんらの写真集を手掛けた写真家・下村一喜さん。
撮影時の下村さんは、西川さんを「王子」と呼び、「キレイ!」「ギリシャ彫刻!」などと、体全体から筋肉の部位度との撮影など、場を盛り上げた。
下村さんは西川さんの仕上がり具合を「最高です。バキバキに仕上がっているので。撮っててどれも捨てカットなくて、感動しました。ここまで美しく仕上がっているのは、写真家として光栄。彼は、ステージでショーをする方なので、(筋肉を)衣装のように身にまとえる。西川さんは本当に素晴らしい」と絶賛した。
ストイックすぎる生活を送る西川さんにとって筋肉とはどんな存在なのだろうか。「やった分しか身になりません。今の自分を表すもの。“僕自身が筋肉”。突き詰めていくことで、生き方とか愛とか希望とか夢を僕自身の人生をもって届けていきたいと思います」と語った。
目的としていた写真集の撮影も終えた今、この先、何を目指して鍛えていくのか。
「プロの指導や(ボディビルの)大会に出ている方に教えてもらっていて、勧められている。人生1回きりだし、(ボディビルの大会で)結果を残すのもいいかと思っている」と新たな目標を明かした。
すると、ローランドは「トレーニングをしていて『何を目指しているんですか?』と聞かれるんですけど、ムカついてて。俺は目指すんじゃなくて、目指される」と、ローランドらしい名言が飛び出す。
ローランドも、もともとは細身だったが、週に4日の厳しいトレーニングと栄養管理を徹底することで、今やアスリート顔負けのバキバキボディに。
そんなローランドが鍛える理由は「強い男でいたい。大事な女を守れない男はイヤ。明日はもっといい男でいたい」からだという。
天才キッズがプロに挑む
『プロvs天才キッズサッカー対決』では、2組の天才キッズが元日本代表の中澤佑二さんと坪井慶介さんに挑む勝負も行われた。
フジテレビにある大階段を駆け抜ける「リフティングリレー」。リフティングをしながら階段を上り、踊り場でパートナーにパスしてつなぎ、最後は50メートルの直線コースをダッシュしながらリフティングする対決。
高校・大学時代に全国大会出場を果たしたボーイズグループ「JO1」の河野純喜さんや、強豪・実践学園高校にスポーツ推薦で入学し、都大会決勝に出場するほどの実力を持つ、お笑い第7世代の四千頭身・石橋遼大さんも参戦。
まずは、この2人がタッグを組み、スタート。息の合ったプレーを見せ、36秒78でゴール。
天才キッズチームの1組目は、世界的名門クラブ・バルセロナのキャンプでMVPを獲得した小学6年生の橋本晃汰くん。橋本くんが最も信頼するテクニシャンでチームメイトの山内志恩(しおん)くんとコンビを組んだ。
気合十分で挑んだものの、緊張からか途中で失敗してしまった。
続いてのキッズチームは、番組でおなじみの天才兄弟で、兄の山﨑夢生空(むうあ)くん、弟の翔空(とあ)チーム。前回も息の合ったプレーで元日本代表チームを圧倒したが、今回もスピードを最後まで維持しつつ、35秒79でゴール。
最後の挑戦者は元日本代表コンビは「30秒きる!」と意気込んでいたが、途中で坪井さんが転倒し、ゴールできず、この勝負は山﨑兄弟が優勝した。
(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)