ガソリン価格の高騰に歯止めがかかりません。ドライバーからは「高すぎて遠出できない」と悲鳴が上がり、GWの行動にも影響を与えそうです。

4月23日に高速道路のガソリンスタンドを取材すると、レギュラーガソリンは1リットル当たり208円と200円台を突破。洗車など比較的利益率の高いサービスを行っていないうえ、24時間営業のため、市街地のガソリンスタンドよりも価格が高くなる傾向があります。

(三竿雅義記者)
「今のガソリン価格、ドライバーはどう受け止めているのか。高速道路の利用者に話を聞いてみました。」

(ドライバー)
「もう仕方がない。どうにもならない」
「本当に高いので気になる。車で移動しようにも」
「安ければ安いほどいいが高いとこたえる。」
「節約するために出かける機会が少なくなっている」

石油情報センターによりますと、レギュラーガソリンの小売価格は1月20日に5円程上がって以降、しばらく横ばいとなっていましたが、4月に入ると再び上昇傾向となり、4月23日に発表された価格は、1リットル当たり岡山県で184円10銭、香川県で187円20銭となっています。

石破総理大臣は物価高対策として5月22日からガソリン価格を段階的に1リットル当たり10円引き下げることを明らかにしましたが、GWには間に合わず、「高すぎて遠出できない」と悲鳴の声が聞かれました。

岡山放送
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