高松市の栗林公園にあるアンテナショップ、「栗林庵」で働いていた県の外郭団体の男性職員が施設の売上金約4800万円を着服したとして、7月31日付で懲戒免職処分を受けました。

懲戒免職処分を受けたのは、栗林庵を運営する香川県の外郭団体、かがわ県産品振興機構の50代の男性職員です。

男性職員は栗林庵に勤務していた2013年12月から2024年5月までの間、複数回にわたって、取引事業者への振込依頼データに自分の口座を追加し、栗林庵の売上金、あわせて4835万円余りを着服したということです。

男性職員が2024年5月に病気で入院し、業務を引き継いだ職員が不審な振り込みを発見し着服が発覚しました。

男性職員は現在も入院中で、成年後見人が選任されているということです。団体は、成年後見人に対して損害賠償を求めるとともに、業務のチェック体制を強化することにしています。

岡山放送
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