4月22日朝、岩手県久慈市で山菜採りをしていた70代の男性がクマに襲われ腕を骨折する重傷を負いました。
県は、全域に「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表していて、改めて注意を呼び掛けています。

22日午前8時過ぎ、久慈市山根町の山林で、山菜採りをしていた近くに住む73歳の男性がクマに襲われました。

男性は左腕を骨折したほか顔をひっかかれ病院に運ばれましたが、会話ができる状態で命に別条はないということです。

クマは1頭で、体長は1mぐらい。男性を襲った後、山へ逃げたとみられています。

県内でクマによる人への被害が発生したのは、2025年1月に岩泉町の山林で70代の男性が襲われて以来で、2025年度に入ってからは初めてです。

県は4月18日、全域を対象に「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表したばかりで、山林に入るときは「音の出るものを携帯する」「複数の人で行動する」など対策をとるよう呼びかけています。

岩手めんこいテレビ
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