漁が解禁されたサワラ。岡山県庁の食堂では瀬戸内の春を彩る食材としてPRしようと、早速、提供が始まりました。
岡山で水揚げされたばかりの約5キロのサワラです。あぶって、塩で味付けした「塩たたき」として提供しています。
(前川裕喜記者)
「いただきます。程よく脂が乗っていますがくせのないさっぱりした味わい。噛めば噛むほど甘みが口に広がる。県庁の食堂ではお酒は提供していないが、辛口の日本酒に合いそう」
産卵に伴い、程よく脂が抜けるこの時期のサワラ。身に加えてタマゴも絶品とされます。県庁の食堂では、地魚を使った海鮮丼バイキングのネタの1つとして提供が始まりました。
(県外から訪れた人)
「おいしい。溶ける感じがする」
「福井では食べたことがないのでここでしか食べられないのでは。(岡山は)魚全体が違う」
この時期、産卵のため瀬戸内海沿岸で取れることから春を彩る食材として親しまれているサワラ。2024年夏にリニューアルし一般の人の利用も多い県庁の食堂は、食文化として発信したいとしています。
(おかやま晴れの国食堂 草野智洋マネージャー)
「解禁したばかりなので多くの人に食べてほしい。外国の人も岡山に来ているので岡山の魅力を、ここをきっかけに知ってもらい2回3回とリピーターになってほしい」
県庁の食堂では、5月30日まで平日のランチタイムに提供することにしています。