サッカー、明治安田J1リーグのファジアーノ岡山は、J1初の3連勝を懸けて4月20日、ホームで鹿島アントラーズと対戦しました。
前節、中国ダービーで広島に勝利し、2連勝中のファジアーノ。相手はJ1最多8回の優勝を誇る鹿島アントラーズです。
(サポーターは…)
「対戦したかった相手だったので、すごくワクワクしています」
「試合の内容がすごく楽しくて」
「名門のチームに勝ってくれているので絶対勝ってくれると思います」
J1初の3連勝を懸けて2024シーズンから11試合負けなしのホームで、強敵を迎え撃ちました。
前半21分、相手に与えたPKの場面。ファジアーノは守護神・スベンド ブローダーセンのPKストップでピンチを切り抜けます。
すると前半43分、抜け出した18歳の佐藤龍之介が、ゴールを決めて、試合を動かします。佐藤は出場した試合では3試合連続ゴール。前半を1点リードで折り返します。
(ファジアーノ岡山 39 MF 佐藤龍之介選手)
「自然と足が止まらずに、ああやって動けてシュートまでいけているのは非常に良い状態だと思いますし、自信を持ってゴール前へ走っていけていることと、そこに対する執念が3試合連続ゴールにつながったのかなと思います」
しかし、後半の立ち上がりに同点に追いつかれると。後半28分にも相手にゴールを決められ、逆転を許します。後半30分には、2024年5月に左膝の大ケガで離脱していたフォワード・グレイソンを投入。試合終盤に、相手ゴール近くでのプレーを徐々に増やし、波状攻撃を仕掛けましたが、ゴールは生まれず。ファジアーノは2対1で敗れ、連勝はストップ。ホームでは12試合ぶりの黒星となりました。
(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「選手たち本当によくファイトしたと思うし、そういう面では、こういうことも当然あるのは受け入れないといけないのかなと。こういうチームにもっと良い戦いができるようにやらないといけない、そう思えたと思って、また次に進んでいきたいなと思います」
(ファジアーノ岡山 9 FW グレイソン選手)
「まずは献身的なプレースタイルとか、たくさん得点を取れるとか、去年(2024年)のようなグレイソンを、あのサッカーを示したいと思います」
ファジアーノの次の試合は4月25日、アウェーで5位の福岡と対戦します。